文明と文化。
2005.11.02 Wednesday | by kou
先日、NHK教育か何かで
子供達に国を巡らせて
ディスカッションをやらせる番組を見ました。
何カ国かの子供を各国男女一人づつ連れて
焼畑農法を繰り返し生活をする熱帯地域の村を
訪ねる回でした。
それを見て思った事は…。
子供の意見は無邪気な物で
理想的な机上の空論の感が否めない。
「私達(の国)は一度森を壊してしまって
その大切さが解っているから」
森を焼いてしまう事の恐ろしさを伝えられるのだ、と。
しかし実際訪れた村には精霊信仰が残り
焼畑は「森の恵みを精霊に伺いを立て
生活の糧として分け与えて貰う事」と捉えられている。
先進国の子供よりもずっと森に近く
また共存をしていると思われる彼等に
子供達が教えられる事とは何なのだろうか。
先進国は森を壊し
その上に文明を築く事で富を得た。
それを後進国に
「やるな」とでも言うのだろうか。
それはとても傲慢で無知で
そして、無邪気な強さだと思う。
焼畑はその地域の文化として根付いている。
今為すべき事は
文化を否定する事ではない気がする。
こういった考え方をする事自体
良くも悪くも
俺が歳を取ったって事なんだろうなぁ(´・ω・`)
俺が以前感銘を受けた言葉は
「文明の進度に如何に差があろうとも
文化の優劣には決して差が無いのだ」
という物です。
その先生の言葉を聞いて
文明とはより良い生活
楽な生活をする為に作られた科学技術。
文化とはその地域に根付く
昔ながらの生活様式やそれに伴う信仰。
だと俺は解釈しました。
焼畑を、文明と取るか文化と取るか…。
俺は文化だと思います。
子供達に国を巡らせて
ディスカッションをやらせる番組を見ました。
何カ国かの子供を各国男女一人づつ連れて
焼畑農法を繰り返し生活をする熱帯地域の村を
訪ねる回でした。
それを見て思った事は…。
子供の意見は無邪気な物で
理想的な机上の空論の感が否めない。
「私達(の国)は一度森を壊してしまって
その大切さが解っているから」
森を焼いてしまう事の恐ろしさを伝えられるのだ、と。
しかし実際訪れた村には精霊信仰が残り
焼畑は「森の恵みを精霊に伺いを立て
生活の糧として分け与えて貰う事」と捉えられている。
先進国の子供よりもずっと森に近く
また共存をしていると思われる彼等に
子供達が教えられる事とは何なのだろうか。
先進国は森を壊し
その上に文明を築く事で富を得た。
それを後進国に
「やるな」とでも言うのだろうか。
それはとても傲慢で無知で
そして、無邪気な強さだと思う。
焼畑はその地域の文化として根付いている。
今為すべき事は
文化を否定する事ではない気がする。
こういった考え方をする事自体
良くも悪くも
俺が歳を取ったって事なんだろうなぁ(´・ω・`)
俺が以前感銘を受けた言葉は
「文明の進度に如何に差があろうとも
文化の優劣には決して差が無いのだ」
という物です。
その先生の言葉を聞いて
文明とはより良い生活
楽な生活をする為に作られた科学技術。
文化とはその地域に根付く
昔ながらの生活様式やそれに伴う信仰。
だと俺は解釈しました。
焼畑を、文明と取るか文化と取るか…。
俺は文化だと思います。